こんにちは
愛知県名古屋市名東区星ヶ丘に拠点を置く
姿勢改善専門パーソナルトレーニングジム
dialogueトレーナーの中瀬颯樹です。

 

今回はロコモティブシンドロームについての
解説です。

ロコモティブシンドロームは最近にかなり
問題視されている疾患の一つです。

平成19年に日本整形外科学会が提唱した
言葉なのでつい最近できた言葉になります。

ロコモティブシンドロームは加齢に伴う筋力低下や
関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器
の機能が衰えて、要介護や寝たきりになったり、
そのリスクが高い状態のことを言います。

そのため高齢化が加速している日本の現状において
とても重要度の高い位置づけになっています。

今日本の平均寿命は男性で79.9歳、女性で86.4歳と
なっていて皆さんもご存じのように世界一の長寿国です。

さらに、世界保健機構が定義している健康寿命についても
平均で男性が72.3歳、女性が77.7歳でこれも世界一です。

しかし、平均健康寿命も世界一といっても平均寿命と
比べると男性で約8年、女性で約9年という差があります。
つまり平均的に9年程度は介護が必要な方が多いという
事です。

要介護者の人口は2000年では218万人だったのに対して
昨年2021年は666万人と3倍以上の数字になっています。

しかし、介護士の人口は約200万人と言われており、
介護士1人で3人の要介護者の世話をしなければいけない状況で
とても負担が多くなっています。

さらに、これから2050年あたりまでは高齢者が増え続けるという
試算になっているのでもっと高齢者が増えて若者が減るので
負担が増していきます。

ちなみに、要介護になる原因ですが2割程度が運動器障害だと
言われています。ちなみにそのほかの原因は脳卒中などと
言われています。

現在ロコモの方は予備軍も含めると
なんと4700万人と言われています。

仮にこの人数全てがロコモになってしまったら
日本は破綻してしまいます。

そのために対策をしていかなければなりません。
予防というものは緊急性が低いため皆さん
やりたがりませんがロコモの対策は継続を
するだけの楽なものが多いので無理なく続けて
いきましょう！

ロコモは筋力が低下して起こるので
片足立ちや自重のスクワットなど
どこでも誰でもできることを継続
していくことが大切です！

 

今の内からしっかりと対策をして
最期まで自分の足で歩いて
いつまでも健康で生きていきましょう！

 

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